北海道ニュースリンクHOME  >  NEWS  >  市職員が公金1000…
市職員が公金1000万円超を横領【紋別】
北海民友新聞 - 2010/04/05 22:09
市職員が公金1000万円超を横領

  紋別市教育委員会 生涯学習課係長を懲戒免職に

  民間の文化事業団体・ホットランドオホーツクの資金を使い込む

  市教委などが告訴、告発へ





 紋別市教育委員会生涯学習課の男性係長(51)が総額1000万円を超える公金を横領していたことが発覚し、市と市教育委員会は5日付けでこの係長を懲戒免職した。同係長は、市から補助金を受けている民間の文化事業団体「ホットランドオホーツク」の事業資金の経理を担当し、その資金を私的に流用していた。ホットランドオホーツクと市教委では刑事告訴と刑事告発の手続きをとる。5日夜、宮川良一市長、西田修次市教育長、加藤洋子ホットランドオホーツク会長が市役所で発表した。宮川市長らは「深く反省し、お詫びします」と謝罪した。



 ホットランドオホーツクは、コンサート、演劇公演など文化事業を招聘する団体で、1999年に設立。市から毎年1000万円の補助金を受けて、各種事業を展開している。

 この係長は、3年前の平成19年4月に異動して着任。市教委の職員としてホットランドを管理・監督する側の立場にあった。本来、ホットランドの経理は、ホットランド側で行うべきだが、民間有志で構成するホットランドの役員、会員では煩雑な経理の処理を日常的に行うのは事実上困難なため、組織発足時からの慣例で市教委の担当職員に経理を任せていた。

 昨年暮れ、年度末の決算に向け、この係長の上司である生涯学習課長が、ホットランドが主催した公演の施設使用料(21年度分)など130万円が未納であることを指摘し、再三にわたって納入を催促した。3月30日になって、同係長が「使用料は私的に流用していたので、すぐに納入できない」と申し出たという。課長がさらに調べたところ、ホットランドの事業資金について、総額1000万円を超える不明金のほか、同係長が関わっていた音楽に関する合宿事業など他の事業にも使途不明金があることが判った。

 本人と本人の父親に返済するよう求めたが「返済の意思はあるが、お金が準備できない」としているという。本人が一切を管理していた通帳類の一部を破棄していて、詳しい中身や使い道についても黙秘していることなどから、全容を解明するため、ホットランドと市教委がそれぞれ告訴・告発することを決めた。

 1000万円を超える不明金のなかには、ホットランドが文化事業を行うために積み立てていた基金約450万円の全額が含まれていた。ほかに歌手など招聘した際の、出演料の未払い分も含まれているとみられる。市教委によると、不明金はいずれも21年度分で、それ以前の分の経理については「問題ない」という。

 宮川市長は「あってはならないこと、市民の皆様に心よりお詫びします」と謝罪。西田教育長は懲戒免職について「公金横領であり、法令違反は明白。職員全体の信用を失墜させる行為」として、当然の処分であることを強調した。

 ホットランドの加藤会長は「経理の実務は市の担当者にやっていただけるというので、一番安心だと思い信頼していた。ホットランドで、専任の経理担当者を雇うのが一番いいが、より多くの文化事業を市民の皆さんに還元するのが我々の勤め、という思いから、市に任せていた。事業ごとの収支報告もキチンと上がり、書類上の数字は合っていたので、問題ないと考えていた」と説明。西田教育長もこの係長について「職務態度は明朗快活で、機動力のある職員だと理解していた」と述べた。

 市、市教委、ホットランドでは今後、再発防止のため綱紀粛正やチェック体制の強化に努める。

 ホットランドの新年度事業の実施については、自重すべきかどうかを今後の総会で検討するという。また、事件の全容がある程度明確になった段階で上司などについても追加処分を決める。

[北海民友新聞]-最近の話題
全国で健闘を誓った(前列右から)長井さん、富田さん、伊藤さん、山本さん
↑最近の写真
特集・道の駅
町の方式を全国発信 ふるさと納税で野田総務相【上士幌】

帯広柏葉決勝進出ならず 全国高校ラグビー北北海道予選【小樽】

児童がご当地サンド 地元食材ふんだん 富村牛小中学校【新得】

道の駅・みたらで「撮りフェス」写真展、716点並ぶ【室蘭】

苫小牧に北極海航路の中国大手貨物船が国内初の寄港【苫小牧】

よみがえるD51…道内外の有志が修繕、あすお披露目【豊浦】

台風18号の胆振西部農業被害、1億8800万円に【西胆振】

JSS登別の4人が市長表敬、水泳全国大会で飛躍誓う【登別】

女声コーラスグループが35周年、来月コンサート【室蘭】

室蘭VOXが実験的公演へ、「鉄のまち」舞台化を【室蘭】

秘境・岩屋や小幌を満喫、観光ツアー初の有料化【豊浦】

室蘭の表情豊か、10月9日まで撮りフェス写真展【室蘭】

写真や文で巡る100年、天沢小回顧展始まる【室蘭】

MOA美術館室蘭・登別審査会で児童たちの力作並ぶ【室蘭】

マラソン合宿盛況、10月14、15日の参加者募集【伊達】

室蘭地方 つり情報

マアナゴを夜の投げ釣りで

十勝からの情報(9月17日ごろ)

釧路・根室の情報

室蘭地方 つり情報

スイコウが「活いかの沖漬け」を商品化【白老】

齋藤農園の人気商品「ビーツ」【伊達】

ジュリエ・ファームのアロニア「熟期が早く上出来」【伊達】

ひまわり畑ポーク使用のジンギスカンが好評【名寄】

25日から「白老牛の日」…2割引きで極上肉を提供【白老】

根室新聞(119)

室蘭民報(902)

名寄新聞(92)

北海民友新聞(1)

日刊留萌新聞(12)

日高報知新聞(161)

函館新聞(185)

苫小牧民報(131)

釧路新聞(84)

十勝毎日新聞(310)

>>> 全国郷土紙連合 
[お問い合わせ]
十勝毎日新聞社
〒080-8688 北海道帯広市東1条南8丁目2 電話(代表)0155-22-2121 ファックス 0155-25-2700
center@kachimai.co.jp (十勝毎日新聞社編集局)