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防疫服着脱訓練も
日高報知新聞 - 2017/04/21 17:19
万が一の事態に備え、防疫服の着脱を体験する参加者
 日高振興局の高病性鳥インフルエンザ警戒本部拡大幹事会が19日、浦河町の日高合同庁舎で開かれた。昨年暮れの十勝管内清水町の発生時に防疫措置で大きな課題を残した教訓を踏まえ、改善策や管内発生時の行動計画の確認、防疫服着脱訓練などを実施した。

 昨年12月に清水町で発生した鳥インフルエンザでは、人員や情報、経験不足などが重なり、初動対応や防疫措置に大きな課題を残した。 

 当時は第1弾の派遣として消毒や鶏の殺処分のため、日高家畜保健衛生所や浦河、静内両保健所から獣医師や薬剤師9人と振興局職員ら計13人が現地入り。また、その後も作業従事者が不足し、現地要請で振興局の男性職員31人が養鶏場周辺の作業に当たっている。

 昨年の清水町の事例では、発生鶏舎の飼養羽数が十分把握されないことからはじまり、作業の遅れ、作業員数の見積もり誤り、自衛隊などへの要請内容のあいまいさ、防護服や資材、重機、ヒーター、人員受入の延滞や不足、指揮命令や関係機関との情報共有不足や混乱、作業内容を把握しないままの作業従事、通信手段や作業員の休息場所・食事供給、作業状況の不足―などてんやわんやの対応となった。

 これらを教訓に、道農政部では専門家などから意見を聞いて、1月に防疫措置の改善方策を策定。19日は税務課や水産課などを含む日高振興局の全課と日高家畜保健衛生所、日高農業改良普及センター、管内警察署などから約40人が出席し、今後の防疫措置について知識を深め、改善策や門別競馬場に設置した「緊急防疫資材ストックポイント」などを確認した。

 また、今後も派遣や管内発生を想定し、防疫服を一人で着脱する訓練も行い、ウイルスの感染を防ぐための正しい防疫服の着方を学んだ。
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