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花咲音頭の“謎”解明 作詞は国語学者・飯田廣太郎【根室】
根室新聞 - 2017/04/19 20:44
作詞者を更新した改訂版CDと、発行者の川村さん
 市立花咲小に伝わる「花咲音頭」で唯一の“謎”を残していた作詞者名が、根室生まれの国語学者である故・飯田廣太郎氏(明治27年~昭和29年)と判明した。ルーツを調べていた市歴史と自然の資料館の福田光夫さん(55)と別海町在住の川村俊也さん(62)が定説を覆す資料を発見したもので、平成24年に作曲者が飯田三郎氏と判明して以来5年ぶりの歴史発掘に沸いている。

 新事実を突き止めたのは、広く根室の歴史を調査している同資料館の福田さん。今年3月、同資料館所蔵の北斗小初代校長・長尾又六氏に関するスクラップブックに「新花咲音頭・運動会に発表」と見出しのある昭和28年の根室新聞記事を偶然発見した。

 飯田廣太郎氏は北海道国語教育史上著名な教育者。祖父の廣吉氏は当時常盤町1丁目に劇場「常盤座」(明治23年)を開いていた。花咲尋常小学校卒で、同級生に寺島柾史氏や青山義雄氏らがいる。札幌師範学校で学び、釧路で教職に就いたが、類いまれな国語教育の力を認められ札幌の国語科教授や北海道庁視学(教育行政官)に抜てき。晩年は札幌市教育委員会委員長を務めていたが、在職中の昭和29年に死去した。

 川村さんは「亡くなる一年前(昭和28年)に作詞した花咲音頭は遺作かも」として引き続き調査しており、調べていくうちに、過去に自身がデジタル保存した根室空襲研究会の「根室空襲」の資料中で、70年前の昭和23年から5年間、運動会で踊った旧花咲音頭は、戦後に作られた「根室復興音頭」だったことも当時教諭の証言記事によって新たに分かった。

 花咲小の運動会で毎年児童が踊る「花咲音頭」は、同校で伝統的に卒業生や地域住民に60年以上親しまれている。同小元教諭の桐澤享さんらが平成24年からルーツを調べていたが、作詞者については記録資料がなく、関係者の証言から当時教諭だった川野上彰氏が作詞したと推測して記名し、昨年2月川村さんにCD化してもらっていた。

 川村さんは「これまで調べてきた根室の歴史の点と点がつながった瞬間だった」、福田さんは「(作詞者について)引っかかっていたことが明らかになって良かった」と話し、今回も川村さんが作詞・作曲者が確定した改訂版CDを50枚発行。花咲小や関係者へ18日配布した。
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