「藍の苗、育ててみて」 伊達高等養護学校生徒が無料配布【伊達】
染め文化継承、市民も協力
伊達高等養護学校(吉野隆宏校長、118人)は18日、生徒らが育てた藍の苗の無料配布会を、梅本町のだて歴史文化ミュージアム前で開いた。市民に生育を託し、収穫した葉を染料作りに活用する。
伊達市の伝統文化・藍染めを通して地域と交流を深めるとともに、流通の流れを理解する「藍育ファンディング」の一環。今年で4年目を数える。
苗は農業科や園芸科の生徒が4月下旬に種をまき、全校生徒が丹精して育てた。会場には20センチほどに成長した苗300本を用意した。
生徒は「育ててみませんか」と声をかけながら市民に配布。松村麗奈さん(園芸科3年)は「お客様がにっこり笑って喜んでもらえるのがうれしいです」と笑顔を見せた。
家庭などで育てた藍の苗は、10月までに葉を収穫・乾燥させ、同校へ持参してもらう。協力した市民には返礼品として、生徒が制作した皿やドライフラワーなどを贈る予定だ。
6学科による製品の展示・販売会も実施。陶器やスツール、花苗、菓子などを買い求める市民で大にぎわい。スツールとベンチは用意していた分が完売する人気だった。ベンチを売った畠山琢磨さん(木工科3年)は「座り心地にこだわって磨きました」と自信作に胸を張った。
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