町のトップを切って終業式が行われた浦河一中

　浦河町内の小中学校のトップを切って、浦河第一中学校（水上義則校長・生徒数１７７人）で20日、２学期の終業式が行われた。生徒たちはお正月を挟んで27日間の冬休みに胸を弾ませた。

　終業式では、３年の村上來杏さんのピアノ伴奏で生徒全員が校歌を斉唱。水上校長が「今日という日が昨日と比べて一歩前進したと思えるような一日を送ろう。

　一日一歩、その一歩を積み重ねることで大きな変化や成果が得られるよう、来年を迎えてほしい」と激励し、生徒会副会長で１年の大島康祐さんは「けがなどに気を付けて、元気で３学期を迎えましょう」と呼び掛けた。

　続いて、１年の中川果歩さん、２年の丸谷奏大くん、３年の齊藤萌佳さんがそれぞれ２学期を振り返り、課題と反省、新学期への抱負を発表し、担当教諭からは「規則正しい生活」「ＳＮＳの正しい使い方」「事件・事故に巻き込まれない」などの注意事項が伝えられた。

　終業式後には、来年１月開催の北海道中学校スケート大会に出場する２人と各種コンクールで入賞した美術部の８人が紹介された。

　町内では、24日に同校を除く全ての小中学校６校で終業式を行い、冬休みに入る予定。