大人と高校生が名刺交換しフリートークがスタート

【新ひだか】新ひだか町と新冠町で構成する日高中部通年雇用促進協議会（代表・大野克之町長）主催の「高校生と働く大人の放課後トーク２０２４」が27日、静内エクリプスホテルで開かれ、静内高と静内農業高の２年生１０５人が参加し「働くこと」への理解を深めた。

　今年で４回目の開催。通年雇用促進支援・経営改善等企業支援事業（厚労省委託）の一環として開催し、司会進行は、ウェルビーデザイン（札幌市）理事長の篠原辰二さんが務めた。

　25グループに分かれ、名刺交換でスタート。働く大人51人（35事業所）が参加し、篠原さんが大人インタビューで「自己紹介」「現在の仕事に就いた経緯」「仕事のやりがい」などを聞き出した。第１部と第２部のグループトークで働く大人とのフリートークを繰り広げた。

　参加した静内高校の竹内花朋さんは「大人と仕事の話ができて楽しかった。バイトや部活の経験も生かしながら、これから先の職業選択をしたい。将来は保育士になりたいと思っている」、静内農高の佐々木颯斗さんは「やりたいことを最後まであきらめないことや趣味を仕事にしている人がいることも学んだ。自分は美容師になりたいと思っているので、将来の参考にしたい」などと感想を話した。

　最後に、新ひだか町の大野克之町長と新冠町の鳴海修司町長の自己紹介や職業選択のポイントなどを聞き、放課後トークを締めくくった。