ワークショップで英語に親しむ生徒たち

　室蘭清水丘高校（深澤健校長、４２４人）の「イングリッシュ・デイ」が２６日、室蘭市増市町の同校で開かれた。１、２年生２７０人が外国語指導助手（ＡＬＴ）とのコミュニケーションを通して、英語や英会話に親しんだ。

　２００７年度で閉科した英語科の名残ある伝統行事で２９回目。同校をはじめ、西胆振の公私立高校や教育委員会のＡＬＴ９人をゲストに迎えた。

　ＡＬＴは１、２年生全員に自己紹介し、温かく迎えられた。その後、代表生徒が世界の国について調べたことや、シアトル研修の活動報告を英語でプレゼンした。

　午後からは、２年生全員と１年生の国際交流局員が９班に分かれ、それぞれのＡＬＴとワークショップを実施。ＡＬＴが用意した英語クイズやゲームなどを楽しみ、交流を深めていた。

　２年の濱田ニコラスさん（１７）は「先生方が笑顔で話しかけてくれたので楽しく交流できた」とにっこり。「自分からも笑顔で積極的に話したい」と意欲を見せた。