JA函館市亀田女性部 干し芋加工始まる
しっとり甘く 12日からコープで販売
JA函館市亀田女性部(永田和子部長)は、今年収穫したサツマイモを使った干し芋の加工作業をJA加工施設(昭和4)で始めた。今年はファンの要望に応え、昨年より1週間程度、販売開始時期を早め、12日に道南のコープさっぽろ12店舗で販売を始める。
女性部は新たな加工事業として、干し芋の商品化に成功。今年で4季目となり、商品名は「函館育ち。ほっ、とおいしいほしいも」で、無添加、無着色でしっとり甘みが強い。
加工作業は4日にスタート。施設で洗浄、蒸し、皮むき、スライス、乾燥、袋詰めを行い、来年3月上旬まで順次製品を作る。商品は単品(紅はるか、シルクスイート)が100㌘入り450円、3色(シルクスイート、パープルスイートロード、安納芋)が100㌘入り540円、200㌘入り1080円。3月までに製品150㌔を出荷予定。
サツマイモは、部員8人が「シルクスイート」「パープルスイートロード」「安納芋」「紅はるか」を計3㌃に作付け、1・5㌧を収穫。今年は夏の猛暑でイモが大きく、早めに収穫し、十分にキュアリング処理できたため甘いという。
永田さん(61)は「3色そろった干し芋はなかなかないので、食べて味や色の違いを楽しんでほしい」と話している。
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