整理収納の専門家が開発した財布人気 函館の長谷川さん、改良型でCF【函館】
函館市在住の整理収納アドバイザー、長谷川絵里子さん(49)が考案、開発した、がま口を内蔵した財布が好評だ。現在、改良型を制作するためにクラウドファンディング(CF)を実施しており、市場拡大と認知度アップ、ファン獲得を目指す。長谷川さんは「使いやすく、中が良く見える財布。手に取ってほしい」とアピールする。
長谷川さんは自身が考えた整理収納の理論を生かし、「渡り鳥さん商会」のブランド名で財布やバッグの商品開発、販売を行っている。
2019年に事業を立ち上げ、20年に初めて作った財布を世に出した。長谷川さんが開発した財布の特徴は、中に小銭を入れるがま口があること。買い物をして釣銭を受け取った際、財布にしまうまでの動作を研究。試行錯誤を繰り返してがま口に行き着いたという。長谷川さんは「動線を短くすることで、小銭をスピーディーにしまうことができる」と話す。
販売は好調で、ユーザーの声を取り入れ、今回初めて改良型を開発することに。改良型の特徴はキーリングと、現在増えたタッチ決済に対応するため、外側にカード入れを取り付けたこと。「中にはカード類をたっぷり入れることもでき、お金の管理は財布だけで完結することができる」と話し、自信作に仕上がったという。
CFは応援購入という形式で1日に開始。目標額は10万円だったが、開始後すぐに突破し、反響は大きい。特典は最初の80個は3割引き(すでに終了)、次の220個は2割引きの1万1880円で、次の120個は1割引きの1万3365円で購入することがきる仕組み。2個セットでも販売している。来年春ごろに商品が届く。色は黒、キャラメル、バーガンディの3色。
CFサイト( https://www.makuake.com/project/zug-2/ )で29日まで受け付けている。
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