豪華ツリーもお目見え

サウナシュラン第５位に選出された鬼サウナ（提供写真）

　登別グランドホテル（登別市登別温泉町、中牧昇一代表取締役社長）では、昨年９月から次々と新設してきたサウナが好評で「今行くべき全国のサウナ施設　サウナシュラン２０２３」に選出されるなど、日帰り利用客が増加している。１階正面玄関ロビーには高さ５メートルのクリスマスツリーがお目見えし、温泉街の聖夜ムードを盛り上げている。

　同ホテルはサウナブームの火付け役である「ととのえ親方」こと松尾大さんのプロデュースで昨年９月に「鬼サウナ」、今年３月に「清流サウナ」、７月に「熊サウナ」を新設。１１月にエンターテインメント性、革新性などが評価され、全国１万２千以上の施設が対象のサウナシュラン２０２３で第５位に選ばれた。

　第一営業部予約課の坂野恵美子課長は「ととのえ親方がプロデュースしたサウナなら行ってみようと、サウナ目当ての日帰り利用客も増えた。今では登別グランドホテルならではの特長になっている」と反響の大きさに驚いている。

　利用客からの要望に応えて、鬼サウナでは、１１月から１時間に１回だったサウナストーンにアロマ水を掛ける「オートロウリュ」を２回に増やした。坂野課長は「年末年始は国内の宿泊客が多いので、いろんな人に興味を持っていただけたら」とＰＲしている。

　玄関ロビー吹き抜けの２階まで伸びるツリーは、４千個以上の白とオレンジの発光ダイオード（ＬＥＤ）、球体や花のオーナメントが飾り付けられ、豪華絢爛。足元にはポインセチアの造花も配置し、スマートフォンで撮影する宿泊客の姿も見られた。２５日まで設置する。

登別グランドホテルの１階ロビーに設置されたクリスマスツリー