楽しそうに店へ向かう参加者（１２日午後７時ごろ）

　第１７回釧路大漁どんぱくの前夜祭「釧路すえひろはしご酒大会」が１２日夜、釧路市末広町の繁華街で４年ぶりに開かれ、約２０００人が楽しく飲み歩いた。

　今年は過去最多の１０３店舗が参加。１７コースが設定され、制限時間９０分以内に指定された居酒屋やスナックなど５店舗を回ると抽選で景品が当たる。栄町平和公園で行われた開会式で蝦名大也市長は「つらい自粛期間を経て皆さんと再会できてうれしい。ぜひ素晴らしい時間を取り戻し楽しんで」と述べ、後藤公貴実行委員長があいさつした。

　参加者の中には、少し早めのハロウィーン衣装に身を包んだ人もおり、午後７時の始まりの合図とともに一斉に繁華街に繰り出した。市内から友人４人で初めて参加した笹結一さん（３６）は「釧路には１年前に来たばかりなので、知らない店との出合いが楽しみ」と笑顔を見せた。

　大漁どんぱくは市観光国際交流センター前庭を中心に１４、１５の両日行われ、初日は午前１０時からどんぱく屋台や農畜産品の販売、搾乳体験ができる農業・農村フェアがスタートする。