「給食おいしいね」 伊達、壮瞥の学校「地産地消の日」で【伊達、壮瞥】
えったま333、アロニア、黄金豚…
伊達市内と壮瞥町内の小中学校や義務教育学校で8月29日、伊達産の越冬タマネギ「えったま333」など伊達産食材を使った給食が提供された。両市町に給食を供給しているだて歴史の杜食育センターによる「地産地消の日」の取り組み。児童生徒は「おいしいね」と笑顔を浮かべて料理を味わった。
えったま-は、「恵まれファーム」(上長和町)を経営する上野嘉博さんが3年前から8~10月の毎月1回、計約350キロを無償提供。8月は約120キロを寄贈した。
この日の献立は「アロニア入りご飯」や「ジューシー豚バラ丼」、「大滝産なめこおろし汁」など。えったまのほか、オオヤミート(山下町)が生産する黄金豚、牧家(乾町)の牛乳、伊達産の米、大滝産のアロニアなど地元産の食材をふんだんに使用。児童生徒と教職員分合わせて約2500食を作った。
伊達市長和小(佐藤淳校長)では、児童が「おいしいね」「毎日食べたい」などと言いながら、給食を次々と口に運んでいた。對馬しずくさん(1年)は「ごはんもお肉もタマネギも、みんなおいしかったよ」と、地元の味に満足げな表情を見せた。
「地産地消の日」は同センターが毎月1回地元食材を使った献立を提供する取り組み。9月は「えったまの彩り和え」と「えったま入りスープカレー」などを提供する。
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