持続可能な町づくりへ SDGs施設見学バスツアー【浦河】
浦河町主催の「SDGs施設見学会バスツアー」が8月30日、町内4施設で行われ、SDGsに興味・関心を持つ町民17人が参加して町が取り組む持続可能な町づくりに理解を深めた。
この日、参加者たちは役場に集合し、出発前に町役場企画課SDGs・地方創生推進室の伊藤圭悟室長が「施設見学は平成20年に行って以来15年ぶりの開催です。推進室では町民にSDGsの意識を高めてもらおうとさまざまな取り組みを進めている。皆さんも町のSDGs推進の先頭に立ち、生活してほしい」とあいさつ。
バスに乗り込んだ参加者たちは最初に町野深浄水場に移動。上下水道課の職員から町の上水道は昭和3年から整備されたことなど、町の水道の歴史を聞き、施設内の原水濁度計や浄水残留塩素計、浄水PH計など機械類の説明を受けたあと、ポンプ室など施設内を見学した。参加者たちは初めて入った浄水場の内部に興味を示していた。
続いて荻伏のごみ処理場クリーンプラザに移動し、2階研修室で平成11年頃町が製作した「クリーンプラザ―自然と共存を目指して―」のDVDを見ながら、クリーンプラザで行われている資源ごみや粗大ごみなどごみの処理の仕組みを学んだ。このあと施設内のプラットフォームや作業員がごみの分別をしている様子などを見学。参加者たちは対応にあたった横山彰所長へごみの出し方を熱心に質問していた。
午後からは、地産地消の観点から地元産の食材を使った昼食に舌鼓を打ったあと、築地1の木質バイオマスエネルギーセンターなどを見学した。
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