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函館新聞

JCモルックデイ 9月16日に大会と体験会【函館】

ポスターを手にモルック体験への参加を呼び掛ける野澤さん

 函館青年会議所(本間税理事長)は9月16日、函館港緑の島でフィンランド発祥の投てき競技「モルック」を楽しむイベント「モルックデイ」を初めて開く。大会と体験会の2本柱で、誰でも参加できるユニバーサルスポーツの普及を図るのが狙い。現在、大会の参加チームを募集している。参加費は1チーム4000円。

 モルックと呼ばれる木製の棒を投げ、スキットルという12本のピンを倒し点数を競うスポーツ。来年8月、日本初の世界大会が函館で開かれることが決まっている。

 大会(受け付け開始午後0時半、競技同1時~同4時)は、予選が36チームを12組に分け、6ゲームを実施。先に50点ちょうどを取ったチームが勝つ。合計得点数(最大300点)で予選順位を決める。1チームの人数は2人または3人。

 決勝は3チーム対抗で3ゲームを行い、最終順位は1位獲得回数の多い順とし、同数の場合は決勝での獲得点数の多いチームを上位とする。1~3位のチームにはレザー彫刻スキットル盾を贈るほか、参加賞としてオリジナルデザイン缶クージーを進呈する。

 同会議所から1チーム参加するため、募集は35チーム(先着順)。希望者は会議所のホームページから申し込む。

 体験(正午~午後4時)は、申し込み不要で無料。会場に設置したチェックポイントでスタンプを集めるスタンプラリーや、体験試合を楽しめる。参加者には、オリジナルデザイン缶クージーを先着100人にプレゼント、抽選で協賛企業を中心にした食事券、ミニモルックセットが当たる。

 広報政策委員会の村井太一委員長(31)は「世界大会の函館開催で、経済効果が期待できるので、市全体でモルック熱を盛り上げたい」、野澤友志副委員長(34)は「地域の新しいコミュニケーションツールになり、函館をモルックの聖地にしたい」と話す。

 雨天時は17日に延期。問い合わせは、同会議所(0138・26・8563)へ。

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