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日高報知新聞

サッカーで友好交流を深める 高静サッカースポーツ少年団 岩手県葛巻町を訪問【新ひだか】

整備されたピッチの感触を確かめる高静サッカースポーツ少年団員

【新ひだか】高静サッカースポーツ少年団の団員と関係者30人が11~13日、岩手県葛巻町を訪れ、同町内で行われた「少年サッカー交流大会」に参加して友好交流を深めた。

 葛巻町は三石地区開拓民のゆかりの町として、1983年(昭和58年)に旧三石町と友好市町提携を結んでいる。今年7月には同町の葛巻サッカースポーツ少年団が新ひだか町を訪れ交流した。現在、人口は約5900人で「北緯40度ミルクとワインとクリーンエネルギーのまち」がキャッチフレーズ。基幹産業は酪農と林業で、牛の頭数・牛乳生産量は東北一を誇る。主な特産品は山ぶどうワイン、牛乳、チーズなど。スポーツ合宿等宿泊費補助金として、宿泊日数に応じた補助金額の積み上げ(1団体上限50万円)と1日1泊牛乳1本の提供を行うなどして合宿誘致に取り組んでいる。

 交流大会には葛巻サッカースポーツ少年団、高静サッカースポーツ少年団などが参加。初日は大雨に見舞われたが、2日目は晴天に恵まれ、埼玉スタジアムと同じ業者が設計整備したという素晴らしいピッチで試合に挑んだ。

 12日夜には、交流会が開かれ、葛巻町の鈴木重男町長、觸澤義美副町長、鹿崎良宏町教委教育長らも駆けつけて歓迎を受けた。また、葛巻町営の地元ローカルくずまきテレビのCM撮影にも参加する貴重な体験をした。

歓迎を受けた高静サッカースポーツ少年団員と関係者ら

 13日は試合を終えたあと、くずまき高原牧場などを観光して、八戸港からフェリーで北海道へと戻った。

 高静サッカースポーツ少年団の藤田瑛太主将(高静小6年)は「初めて葛巻町に行って、素晴らしい人工芝のサッカー場でプレイできて良かった。交流会では、葛巻サッカースポーツ少年団の人とゲームや花火、最終日は、いろいろな場所の観光をして、とても楽しかった」と交流を振り返った。

 来年は葛巻町の少年団が新ひだか町を訪れる予定だ。

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