同校伝統のアポイ登山に挑戦する児童たち

【えりも】笛舞小（岡田智英校長、児童22人）の大運動会が10日、「あきらめず　ゴールめざし楽しくがんばるぞ～！」をスローガンに開かれ、ＰＴＡ、３地区自治会、漁協青年部・女性部も参加しグラウンドいっぱいに競技を繰り広げ、地域ぐるみで心ゆくまで楽しんだ。

　競技は各学年の80～１００単走でスタート。「前へ！前へ！」～転んでも立ち上がれ!!～では竹馬や一輪車競技で全校児童が奮闘した。

　団体対抗リレーでは、地域内団体の丸海漁業部や丸伝水産のモンゴル人技能実習生も参加して、国際色豊かに盛り上がった。同校伝統競技の「アポイ登山」では、１年生もリュックサックを背負って、竹棒昇りに果敢に挑戦。「よさこいソーラン」の演舞では、揃いの半てん姿の全校児童に地域住民らも合流して勇壮に舞い踊った。

　「力自慢」では、３自治会対抗の綱引き合戦に会場は熱気に溢れ、全校児童の「竹取物語」では、１本の竹竿を紅白に分れて奪い合って奮戦。「笛小大走査線」～借り人競争～は、全校児童が札を拾って、会場の保護者や祖父母を連れて一緒にゴールイン。フィナーレは「自治会対抗混合リレー」と「全校リレー」で24種目の競技を終えた。