平取町振内老人クラブ高砂会の金野佳子さんほか７人の舞踊「まつのき小唄」で開幕

【平取】日高管内老人クラブ連合会（水野武雄会長）主催の第48回「日高管内老人芸能発表会」が７日、４年ぶりに平取町中央公民館で開かれ、個人や団体から１５０人が参加して歌や踊りの27演目を披露した。大会は管内７町の老人クラブ会員が一堂に集う最大のイベント。日高振興局、日高町村会、日高報知新聞社などが後援。

　開会に先立ち、管内連合会長表彰も行われ受賞者の功績をたたえた。主催者を代表して水野会長のあいさつと、名誉大会長の遠藤桂一平取町長が「このような行事は皆さんが一堂に会してそれぞれの顔を見合って、喜怒哀楽を分かち合うことが大切。48回目という約半世紀、今後も続けていってほしい」と歓迎あいさつをした。

　熊谷厚子さん（平取町）が司会を行い、地元平取町振内老人クラブ（金野佳子他７人）による「まつのき小唄」でにぎやかに開幕。

　原照子さん（日高町）の歌謡曲「海峡の夜が明ける」、桑田敏子さん（浦河町）が「お吉」、櫻井澄子さん（新ひだか町）ほか３人の舞踊「チョネジア」、鵜木守さん（様似町）の歌謡曲「谺（こだま）」、森エミ子さん（日高町）の舞踊「古城」、村上満徳さん（新ひだか町）の民謡「黒田節」、南條覚さん（えりも町）の歌謡曲「母の鞄」、松本アヤ子さん（浦河町）が「アイヤ子守唄」、柳谷正さん（新冠町）の「天竜流し」など管内からの出演者が次々と芸能発表し、トリは岩間登美子さん（えりも町）の歌謡曲「紅の舟唄」で締めくくり、会場内は終始華やいだ雰囲気に包まれていた。

　永年役員などの連合会長表彰の受賞者は次の通り。

　本間義雄、小西正男、後藤隆、池川和男、廣田セイ子（以上平取町）、松本健、柳谷正（以上新冠町）、谷岡豊子、金森靖一、杉山富吉、大下良子、酒井愛子（以上新ひだか町）、角昭子、山田幸子（以上えりも町）