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日高報知新聞

ルピナスの丘が見頃 澤谷さん夫妻が手入れ 癒し求め町民らが訪れる【浦河】

ルピナスの丘で花を楽しむ町民ら

 浦河港を望む浦河町潮見町の「ルピナスの丘」(町ファミリースポーツセンター裏)で、ルピナスの花が見頃を迎え、癒しを求めた町民らが盛んに訪れている。

 ルピナスの丘は町内東町在住の澤谷英勝さん(81)の所有する丘陵地約1・4㌶の斜面に造成され、季節ごとに違う花が咲き町民らの目を楽しませている。英勝さんと妻の玲子さん(78)がほぼ毎日花の手入れや草刈り行い、整備に勤しんでいる。

 何か花を植えたいとの思いから、1998年(平成10年)に雑種地を造成し、翌年に町民ミュージカルの子どもたちを含めたメンバーでルピナスの種を植えたのが始まり。現在の花の種類はカラマツ草やチョウジソウなど100種類以上にも及ぶ。また、主に紫と薄いピンクの花を咲かせているルピナスは、今年初めて濃いピンクの花がお目見えしている。

 6日に訪れた町内在住の60歳代の女性は、「毎年きれいな花を咲かせて見るのが楽しいし、太平洋を望む景色がすばらしく癒されます」と話し、町介護予防センターから通所者9人と職員3人も訪れ、「身近な場所にこんなきれいな所があってうれしい」などと話しながら見学。

 また、同センター恒例の海に向かって思い切り思いの丈を大声で叫ぶ「大声大会」が行われ、通所者たちは「毎年きれいな花をありがとう」、「(亡くなった夫に)会いたいよー」などと叫んでいた。

 手入れに来ていた玲子さんは「毎日来ないと落ち着かない。自分もここに来たらホッとする。小鳥のさえずりを聞いたり、海を眺めるなど自由に過ごしてほしい」と話しながらも、7月からのファミリースポーツセンター改修工事に伴い、車で来れるセンター正面側は通行止めとなることから、「昌平町東通からの同センター歩道入口から行かなければならないとなると、手入れに来れるか心配している」と不安げな様子だった。

 ルピナスは6月いっぱいが見頃だが、ピークは中旬ごろという。

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