水道週間で補修奉仕 エコーセンター内トイレなど 網走管工事 業協同組合
【網走】網走管工事業協同組合(中村圭理事長、組合員8社)は、市エコーセンターを訪れて給水施設などを点検、補修奉仕した。
組合員が事前に同センターを訪れ、7カ所あるトイレのほか給湯場、楽屋のシャワーなどの水回り、14カ所を点検。管理する市教委と相談し、不具合のある箇所で部品を交換したり、操作具合を調整した。
この日、同組合加盟社の作業員8人が訪れ、専用の工具などを使って手際よく蛇口を外したり、パッキンを交換するなどしていった。
これら補修に必要な資材は、同組合賛助会員の北進商会の協力を得ているが、同センターの洗面台などに使われている蛇口は、事前の点検でイタリア製と判明。国内製であればすぐに部品が調達できるが、今回は外国製のため、奉仕作業には同商会の協力が大きかったという。
約2時間の作業で、同センター内の水回りはすべて補修、調整を終えた。市教委社会教育課の湯浅崇課長は「エコーセンターも建設から23年が経過し、いろいろ老朽化している。不具合が見つかるたびに修繕しているが、今回のように水回りを修繕してもらい、市民も利用しやすくなって大変ありがたい」と、同組合の奉仕に感謝していた。
同組合は、毎年6月1日からの水道週間に合わせ、市内公共施設などの点検、補修の奉仕活動を行っている。補修する施設は市と協議して決め、補修箇所を事前にチェック。賛助会員の協力を得て、必要な部品などを揃えて訪れている。
2020年と21年は新型コロナの影響を考慮して中止したが、昨年から再開しており、今回は35回目の奉仕という。
これまでは小学校や保育園、児童館などを訪れていたが、昨年までにひと通りの施設で実施したこと、比較的新しい校舎は点検が不要なことから、今年はエコーセンターを対象に行った。
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