網走港に4年ぶり、客船が入港 市がセレモニーで歓迎
【網走】クルーズ船「HERITAGE ADVENTURER(ヘリテージ・アドベンチャラー)」が、網走港に入港した。大型客船が同港に入るのは、2019年以来4年ぶり。
市は、同船が網走を訪れるのが初めてになることから、水谷市長や流氷パタラなどが同船を訪問。船内で歓迎セレモニーを開き、記念のプレートやなどを贈った。
ポルトガル船籍の同船は、全長124・8メートル、総トン数8445トン。1991年に建造された先駆的な探検客船として知られ、その歴史と洗練されたデザインから「極地探検の貴婦人」と呼ばれることもある。
設計上の乗客定員は184人だが、快適な航海を提供するため、140人に制限しているという。
今回の航海では、ニュージーランド人約40人が乗船。日本や韓国などを巡る15日間の船旅で、網走港には2日間停泊し、乗船客はオホーツク流氷館や美幌峠、硫黄山、小清水原生花園など、バスツアーで周辺を観光した。
久しぶりの客船入港に、多くの市民が接岸した網走港第4埠頭を訪れて見学。青空に映える白と濃紺の船体に見入っていた。
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