五稜郭タワーで窓ガラス清掃 ゴールデンウイークに向け準備【函館】
五稜郭タワーは18日、展望フロアの窓ガラス清掃を実施し、ゴールデンウイークを前に観光客を迎える準備を整えた。
汚れのないガラスでタワーからの眺望を楽しんでもらおうと、この時期のほか、盆の帰省時期前、降雪期前の年3回実施している。作業員3人が屋上から吊るされたゴンドラに乗り込み、雑巾やワイパーを使い丁寧に清掃。訪れた観光客らは写真を撮るなどして興味深そうに作業の様子を見学していた。作業は19日も予定。2日間で計315枚の窓ガラスを清掃し、大型連休の観光需要に備える。
ゴールデンウイーク期間に合わせ、タワーは22、23日、29日~5月7日の営業時間を前後1時間延ばし、午前8時~午後7時に変更する。今年の五稜郭のサクラは観測史上最も早い開花となり、担当者は「サクラを目当てにした観光客もすでに多く来館している。大型連休は見ごろは過ぎてしまうが、全国旅行支援もあるので、コロナ前に届くような入り込みを期待したい」と話している。