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十勝毎日新聞

「ゆき★まん」「鶏餃子」登場 ハピオが企業連携【音更】

 音更町内のスーパー・ハピオ(黒田浩光社長)が、管内企業などと連携して開発した新商品の中華まんじゅうと、ギョーザの販売を始めた。商品は帯広物産協会(小倉豊会長)が事務局を務め、企業間連携で商品開発を目指す北海道フードネットワークプロジェクトの一環。

新商品をPRする関係者

 新商品は、ハピオの人気商品のチーズ中華まんじゅう「ハピまん」の皮だけで作った「ゆき★まん」(6個入り429円)と、東和食品(釧路管内白糠町)のめんたいこを餡(あん)に使用した「鶏餃子 明太子&バター」(12個入り1058円)の2種類。「ゆき★まん」はハピまんを製造する東洋食肉十勝事業所(帯広、片山丈浩所長)が、ギョーザは帯広市内の「十勝餃子手房にしかわ」(西川慶太社長)が製造している。

 ゆき★まんは、十勝産小麦で作るハピまんの皮が好評なことから、皮だけのまんじゅうを作ろうと考案。中に入っていたチーズを取り除くため、水分量などを再調整した。皮に使用する砂糖は日本甜菜製糖の道産上白糖。

 ギョーザは、東和食品が「めんたいこの消費拡大」を目指し、商品開発を同プロジェクトに持ちかけた。餡はめんたいこと鶏肉で、「豚肉よりクセが少ない鶏肉はめんたいこの味を引き立たせる」(西川社長)と風味にこだわった。通常ごま油やラードを使う油分は、生乳消費の拡大を目指してバターに取り換え、「十勝らしいジューシーさが感じられる」(ハピオ)とする。

 帯広物産協会の木戸善範事務局長は「管外の企業も連携に期待してくれている証し。プロジェクトが広く浸透しつつある」と喜ぶ。

 ハピオととかち物産センター(JR帯広駅エスタ東館)で販売しているほか、帯広市八千代町のレストラン・カウベルハウスでも調理して提供する。

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