チラシを手に応募を呼び掛ける市職員

　釧路市と鳥取県鳥取市、秋田県湯沢市の姉妹都市提携６０周年を記念して、釧路市は市内の小学校４～６年生を対象とした絵手紙コンテストを開催する。蝦名大也市長は「これを機に、若い世代に姉妹都市の関係性を知っていただきたい」と応募を呼び掛けている。

　今年１０月４日に両市の姉妹都市提携６０周年を迎えることから、子供たちに両市への関心を高めてもらうとともに、今後の交流が進む機会となることを目的に企画した。

　作品テーマの「姉妹都市の鳥取市ってこんなところ！」「姉妹都市の湯沢市ってこんなところ！」のどちらかを選び、いずれかの市について、はがきサイズの用紙（１４・８㌢×１０㌢）にクレヨンや色鉛筆、絵の具などを使って調べたことを自由に描いてもらう。

　募集期間は４月１０日～５月１９日で、作品の提出先は通学する小学校。６月上旬に開かれる釧路市姉妹都市協議会の総会で審査する。鳥取賞と湯沢賞を１人ずつ選出し、受賞者にはそれぞれ鳥取市、湯沢市へ親子ペアで招待するほか、姉妹都市賞として１０人に特産品をプレゼントする。

　このほか姉妹都市６０周年事業として、それぞれの地域特産品を使った学校給食の提供や、イベント時における公式訪問団の交流を予定している。市民訪問団や記念式典などは行わない。

　絵手紙コンテストについての問い合わせは市市民協働推進課０１５４（３１）４５０４へ。