洪水浸水より詳細に ウェブ版が完成 市防災マップ【帯広】
帯広市が作成を進めていた、洪水時の浸水が想定される区域などを示したハザードマップのウェブ版が完成した。21河川ごとの浸水の危険度が把握でき、住所検索機能により自宅など任意の地点の浸水想定もピンポイントで分かるようになった。市民に自身の住む地域の危険度について認識し、災害時の避難に役立ててもらう。
現在の紙版のハザードマップは、全河川の浸水想定を重ね合わせて、最も浸水深が深い河川の数値を掲載している。そのため、実際に氾濫した河川の浸水深と、ハザードマップ上の浸水深が異なる場合がある。
ウェブ版では河川ごとの浸水深が分かるため、紙版では浸水の恐れがある地域に該当しても、実際に氾濫が起こっている河川の影響を受けない場合もあることが把握できる。影響を受けない地域の住民は避難する必要はなく、実態に合った対応ができる。マップの拡大・縮小も画面上ででき、細部まで確認が可能となった。土砂災害の危険性がある箇所も掲載している。
ウェブ版は帯広市のホームページで公開、日本語版のほか英語版もある。
市によると、十勝管内でウェブ版ハザードマップを作っている自治体はなく、道内では札幌や函館、苫小牧、釧路などの各市で作成している。
市危機対策課は「自分の家がどういうときに被害が出るのかを確認してもらい、災害時に備えてほしい」としている。
関連記事
冬の白老を味わって 「ウエムラ・ビヨンド」と「オルセット」 白老牛やシカ肉..
冬の白老を味覚で堪能してもらおうと町内の飲食店2店が、新メニューの提供を始めた。町社台289のファームレストラン「ウエムラ・ビヨンド」は15日から、白老牛を使ったカレーやパスタを提供。町大町3のイ...
ごみ拾い続け20年 苫小牧桜木郵便局長の原さん
苫小牧桜木郵便局の原敏彦局長(64)が出勤前に続けてきたごみ拾いの通算活動年数が今年、20年を迎える。苫小牧市が郵便番号「053」にちなんで「ゼロごみ大作戦」を展開していることにも「縁を感じる」と...
あれ?室蘭港内で…スケソウ好調 高い海面水温、岸壁に姿現す【室蘭】
昨年末ごろから、室蘭港でスケソウダラが釣れている。港内では道内から集まった釣り人たちが連日さおを出し、釣果を上げようと奮闘している。水産関係者によると、スケソウは主に沖合で獲れる魚で、投げ釣り...
立川談吉さん真打ち昇進へ 市出身の落語家「談志最後の弟子」【帯広】
帯広市出身の落語家立川談吉(本名・後藤正寿)さん(43)=都内在住=は、落語立川流の最高位・真打ちへの昇進が内定した。談吉さんは「落語を楽しんでもらい、来てくれた人を満足させられる真打ちになりた...
雪なし会場 氷まつり困った 「材料」他から運搬、一部縮小も【帯広】
今シーズンの異例の雪不足が、31日から帯広市緑ケ丘公園で開催される「第62回おびひろ氷まつり」(2月2日まで、帯広のまつり推進委員会主催)の会場準備を直撃している。造成中の大型滑り台は急きょ、...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
岡田有未さん、高橋初奈さん ミスシンザンに選出 「浦河の良さを伝えたい」【浦河】
2宮沢賢治の研究成果まとめる 「銀河鉄道の夜」再検証 土井さん冊子作成 むかわ
3二十歳、未来へ決意 函館市など道南2市5町で式典【函館】
4函館タータンのウールマフラー発売 公式グッズ第1弾 地元企業が商品化【函館】
5「引き」じっくり待つ ポロト湖、ワカサギ釣り解禁【白老】
-
1
岡田有未さん、高橋初奈さん ミスシンザンに選出 「浦河の良さを伝えたい」【浦河】
2宮沢賢治の研究成果まとめる 「銀河鉄道の夜」再検証 土井さん冊子作成 むかわ
3ワカサギ釣りスタート、初日から好釣 「太公園」にぎわう【七飯】
4二十歳、未来へ決意 函館市など道南2市5町で式典【函館】
5無印良品、初進出 モルエ中島、来秋オープン予定【室蘭】