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日高報知新聞

新たな進路を目指し巣立つ えりも中で第76回卒業式【えりも】

万感の想いを胸に中学校最後の合唱をする卒業生=えりも中=

【えりも】えりも中学校(中田実千代校長)の第76回卒業式が15日、同校体育館で行われ、3年生44人が3年間の思い出を胸に、4月からの新たな進路を目指して巣立った。

 卒業生は、吹奏楽部が奏でる「ハナミズキ」の曲と会場の盛大な拍手に迎えられて入場し、卒業証書は、一人ひとりが登壇して中田校長から授与されて感激の面持ち。

 中田校長は式辞で「3年間の中学校生活での授業や学校行事、友人と一緒だった思い出を胸に、これからも人との出逢いを大切にしながら人生に新しい価値観を植えつけてほしい。これからは自分自身の人生は自分で考え、選択して、前を向いて進んでほしい」と、はなむけの言葉を贈った。

 来賓祝辞で川上松美町教育長は「3年間はコロナ禍の影響で学校活動が制限されたが、これからの高校生活は、大きな目標を持ち、一人ひとりが学習や部活動に羽ばたいてほしい」と期待。岩間典明PTA会長は「先生と地域の皆さんに支えられて義務教育を達成された。コロナ禍の困難を乗り越えたのも大きな体験。えりもは“風のまち”、風に向って歩む諸君の姿を見守ってくれる人が大勢いる」と激励した。

 この後は、生徒会の進行で卒業式が進められ、在校生送る言葉で吉田倫生徒会長が「生徒会活動では3年生から力をもらいました。これからの学校生活には先輩の姿を思い出して、本校の伝統を守りながら歩みます」と述べ、在校生が「奏(かなで)」を合唱。

 卒業生別れの言葉で前生徒会長の冨沢晄成君は、「3年間のマスク生活は窮屈で部活も制限されて悔しかった。それでも中学校生活は人生での大切な宝物。支えてくれた先生と父母に感謝したい。中学校での仲間との絆を大切にこれからも頑張ります」と力強く誓い、歌声「正解」を合唱。会場の拍手に送られて学び舎に別れを告げた。

 卒業生の進路は、えりも高24人、浦河高4人、静内高2人、広尾高2人、苫小牧工業高、札幌東高、北見北斗高へ各1人など公立高へ40人、私立高へは4人など全員が進学する。

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