苫小牧マルトマ魚料理コン 最優秀賞は「ホッキキッシュ」
苫小牧市公設地方卸売市場・水産物部(汐見町)の指定管理者、マルトマ苫小牧卸売(西田浩一社長)が初めて実施した「苫小牧産お魚料理コンテスト」は、市民8人からレシピ14点の応募があり、最優秀賞に元中野町の公務員千葉理恵さん(49)の「ホッキキッシュ」が選ばれた。
指定管理者としての自主事業で、市場や苫小牧産魚介類の魅力を市民にPRする一環。2月に苫小牧産魚介類を使った料理のレシピや写真を募集。今月9日に同社で関係者5人が書面審査し、見た目や色彩、アイデア、独創性などで入賞者を決めた。
最優秀賞の「ホッキキッシュ」は手軽に作れるキッシュ生地に、チーズとホッキ貝を乗せて高級感を出した創作料理。焼き上げたホッキの赤色がアクセントになり、「ホッキを使ったパーティーメニュー。簡単なのにおいしくてオススメ」などのコメントも審査員の心をくすぐった。
審査委員長のマルトマ食堂店長、三浦未さん(44)は「いろんなジャンル、幅広い料理がある中、ホッキキッシュは年齢などに関係なく『食べてみたい』と思える料理」と評価。西田社長は「家庭で普段から料理していることが伝わるレシピばかり」と喜び「次年度はサケなど違う魚のある時期、11月ごろに実施したい」と話していた。
レシピは同社のインターネット交流サイト(SNS)に掲載する予定。最優秀賞以外の入賞者は次の通り(敬称略)。
▽優秀賞 「ホッキ貝のライスサラダふんわりフリッター添え」(浅野幾代)、「ひな祭り・タラを使った洋風ひし餅」(嶺野真弓)▽特別賞 「マスの具だくさんおにぎり」(笹邊真理子)、「サクラマスのいずし」(佐藤勝日)
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