北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

苫小牧民報

ウトナイ湖「北帰行」シーズン、渡り鳥続々

渡り鳥の北帰行シーズンが到来し、苫小牧市のウトナイ湖ではマガンやヒシクイなどが続々と集まり、湖面で羽を休めている。朝方には湖周辺の餌場に向け、鳥たちが一斉にねぐらを飛び立つ迫力満点の光景が広がる。

ウトナイ湖を飛び立つマガンやヒシクイなどの群れ=11日午前5時50分ごろ、苫小牧市植苗

 同湖は、冬場を本州の湖沼で過ごしたガン類が春に繁殖地のロシア方面へ向かう際の貴重な休憩場所。日本野鳥の会ウトナイ湖サンクチュアリ・ネイチャーセンターによると、今年は3月1日に最初の飛来が確認された。

 11日も、日の出前の薄暗い時間帯から大きな鳴き声とともに群れが餌場となる田畑が多いむかわ、千歳方面などへと次々飛び立っていた。

 友人と一緒に湖畔を訪れた市内沼ノ端中央の女性(54)は「誘われて初めて見に来たが、素晴らしい。また来たい」と感動した様子だった。

 日本野鳥の会レンジャーとボランティアの計4人による同日早朝のカウント調査では、マガンを中心に約1万羽を確認。近年、ピーク時には約5万~7万羽が飛び交っており、瀧本宏昭レンジャーは「これからさらに増えると思う」と述べた。

関連記事

釧路新聞

アイヌ文化の魅力発信 「アートウィーク」開幕【釧路市】

 釧路市阿寒湖のアイヌ文化から着想を得たさまざまなジャンルの芸術作品を、阿寒湖温泉街を巡りながら鑑賞する「阿寒アイヌアートウィーク2024」(釧路市主催)が、23日から始まった。阿寒湖アイヌコタ...

釧路新聞

防災士目指し研修 養成講座、小学3年も挑戦【根室】

 【根室】市防災士養成研修講座が、市総合文化会館を会場に23、24日の日程で始まった。札幌市以外での講座は、今年6月の釧路市に次ぐ道内2例目となる。参加者は小学3年生~78歳代までの91人で、う...

十勝毎日新聞

ポイ捨てゼロ願う ごみ拾い“袋文字” SNSで発信「皆さん考えて」【帯広】

 帯広市西9南1の加藤芳規さん(82)は8年前から毎日、近所のごみ拾いを続け、ごみ拾いSNS「ピリカ」に、2週間分のごみを集めた袋で作る文字アートの写真を投稿している。これまで「ポ・イ・ス・テ」な...

十勝毎日新聞

マチルダ 袋いっぱい 大感謝祭【芽室】

 芽室町内の農商工などが連携して町をPRするイベント「めむろ大感謝祭2024」(実行委主催)が23日、JAめむろで開かれた。大勢の家族連れらが訪れ、芽室の味覚を味わっていた。  「芽室に感謝す...

十勝毎日新聞

災害対応 海と空から 負傷者、物資の輸送訓練【広尾】

 広尾署と広尾海保などは21日、広尾町内の沿岸部で、災害発生時の負傷者や救援物資の海上輸送を想定した合同訓練を実施した。巡視船「とかち」や道警の災害ドローンが出動、緊急時の連携対応を確認した。 ...

CATEGORY記事カテゴリー

MEDIA参加新聞社

ARCHIVE月別記事リスト

RANKINGアクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス