春レタススープに舌鼓を打つ２年生

　浦河町の農畜産物販売促進事業「学校給食食材提供事業」の一環で８日、浦河産春レタスを活用した「春レタススープ」が町内全７小中学校（９２０食分）で提供された。

　学校給食で浦河産春レタスを活用したメニューを提供することや、昼食時間に春レタス製品を展示することで、小中学生と教職員に対し、地場農産物の認知度向上を図り、購買意欲の向上を目指す目的。

　この日のメニューは黒砂糖パンとジャガイモのトマト煮、浦河産春レタススープ、プリン、牛乳の献立。

　このうち荻伏小（金沢覚校長）２年生10人の教室では、田中由香里栄養教諭が「レタスはスープにすることでより栄養が体に取り込まれます。たくさん食べて下さい」と呼び掛けた。また、買い物をするときには「葉がハリがあり水みずしく、巻がゆるく、芯がきれいなもののほうがおいしいので、お家の人に教えてあげて」と話した。

　児童たちは早速スープから口に運び、笑顔で給食を楽しんだ。門間篤弘君（８）は「食感がやわらかくて水みずしくておしい。また食べたい」、衣斐皐さん（同）は「いつものレタスはシャキシャキしてるけど、こっちはやわらかく、甘くておいしい。今度はキャベツやトマトと一緒に食べてみたい」と満足げな様子だった。