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日高報知新聞

静内高と静内農高受賞 各校で日高管内教育実践表彰式【新ひだか】

静内高で1団体・3個人に教育実践表彰

【新ひだか】日高教育局(行徳義朗局長)の「令和4年度日高管内教育実践表彰」を受賞した静内高校(池亀貞則校長、生徒493人)と静内農高(志賀聡校長、生徒125人)の表彰式が2月28日、両校会議室で行われ、行徳局長から表彰状が贈られた。

 日高教育局では、1967年(昭和42年)から50年以上にわたり、管内教育の充実発展を図ることを目的に、学校教育と社会教育の振興に功績のあった団体、個人を表彰している。

 静内高校では、実践表彰個人に鴇田あい教諭(総合的な探究の時間の実践及び国語科における授業改善などの取り組み)、特別賞団体は、書道部(第31回国際高校生選抜書展〈書の甲子園〉北海道地区優秀賞)、特別賞個人は、2年・本間駿名さん(第33回全日本高等学校馬術選手権大会個人戦優勝)、同・長田姫奈さん(第75回北海道高等学校陸上競技選手権大会兼秩父宮賜杯第75回全国高等学校陸上競技対校選手権大会北海道予選会女子ハンマー投げ優勝)の1団体・3個人が表彰された。

 団体特別賞を受賞した書道部を代表して青木七瀬さん(3年)は「部員同士が切磋琢磨しながら練習してきた成果が受賞につながりうれしく思います。支えてくれた方々への感謝の気持ちを忘れずに、これからも2年生を中心に、静内高校書道部をさらに盛り上げていってほしいです」と話した。

  ◇  ◇  ◇

静内農高で3団体・1個人に教育実践表彰

 一方、静内農業高校では、実践表彰団体で農業高校(地域発次世代イノベーター人材の育成~持続可能な日高農業の創り手~(文部科学省「マイスター・ハイスクール事業」指定校の取り組み)、特別賞団体は、馬術部(第56回全日本高等学校馬術競技大会団体戦優勝)と3年農産加工研究班(おにぎりアイディアコンテスト2022大賞)、特別賞個人は3年米澤望海さん(令和4年度日本学校農業クラブ連盟第42回全道意見発表大会分野Ⅲ類優秀賞)の3団体・1個人が表彰された。

 おにぎりアイディアコンテスト2022の大賞に輝いた食品科学3年の阿部沙稀さんと山田妃奈柚さんは「研究班5人で考えたわさびとサケを使ったおにぎりが大賞をもらえてうれしい。3年間の最後の最高の思い出になった」と喜んだ。

 行徳日高教育局長は「それぞれの分野で身につけた高い技術や知識を今後も学び続け、これらを生かして活躍してほしい」と激励した。

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