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網走タイムズ

「冬の使者」流氷が到来 網走沖の水平線に

網走沖の水平線に現れた流氷(オホーツク流氷館から)

 【網走】「冬の使者」流氷が、網走沖に到来した。まだ海岸から遠く、標高の高いオホーツク流氷館の展望テラスから水平線沿いに確認できただけだが、後方には密度の高い流氷原が控えており、今後の風向き次第では網走沖が一気に流氷で埋め尽くされる可能性もありそうだ。

 オホーツク海の流氷は先週まで、寒波に見舞われながらも南下の手助けになる北寄りの風が吹かず、なかなか網走には近づかないでいた。

 先週末も、風は西よりの風が強く、流氷の南端は斜里から知床方向へ移動。海岸から50―60キロほど離れており、沖合い約30キロまで見通せる市街地の高台や能取岬などからは、流氷を確認することが出来なかった。

 しかし、標高の高い天都山だと、沖合い60キロほどまで視程があり、内陸にある分を差し引いても、かなり遠くまで見通せる。そのため、市街地からは見えなかった流氷帯も見ることができた。

 同館はリニューアルオープン以降、インバウンドをはじめ多くの観光客が訪れているが、予期せぬ流氷の到来に感激。美幌町から訪れたという親子連れは「受け付けで流氷が見えますと聞き、展望テラスまで上がってきた。タイミング良く流氷が見れてうれしい」と話していた。

 本道のオホーツク海側は今週、日によって吹雪などの予報がある一方、寒気が緩む日もあり、流氷も一進一退を繰り返しつつ、海岸に近いてくることになりそうだ。

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