２月４～７日に長野県長野市のオリンピック記念アリーナ・エムウェーブで開かれる「２０２３年度全国中学校体育大会第43回全国中学校スケート大会」へ出場する浦河町内の選手４人が25日、浦河町役場を表敬訪問し、松田有宏副町長と浅野浩嗣教育長に全国大会出場の報告と意気込みを伝えた。

　今月６～８日に、帯広市の帯広の森運動公園内明治北海道十勝オーバルで行われた全道大会で、上位成績を収めた山角歩君（浦河第二中３年）、酒井夏羽さん（同１年）、菊池優花さん（荻伏中２年）、中山隼君（同１年）の４人が全国大会出場の切符を手にした。

　各選手の全国大会出場種目は、山角君が１０００㍍と１５００㍍、酒井さんが５００㍍と１０００㍍、菊池さんが１５００㍍と３０００㍍、中山君が５００㍍と１０００㍍。

　この日、役場庁舎を訪れた選手４人は、松田副町長と浅野教育長に大会出場を報告。選手を代表して、山角君が「緊張や不安もあるが、ワクワクするプラスの気持ちもある。色々な感情を力に変えて、悔いの残らないレースをしたい。応援よろしくお願いします」と大会に向けての抱負を述べた。

　松田副町長は「ワクワクしているという気持ちを優先して、世界のトップレベルの選手が滑る会場で、全国大会を楽しんできてほしい」、浅野教育長は「山角君は夏は野球で全国、冬はスケートで全国、菊池さんは２年連続で全国出場と活躍している。世界のひのき舞台となるエムウェーブで日頃の練習の成果を発揮し、全国の仲間と競い合ってもらいたい。全国大会出場おめでとう」と激励した。

　全国大会２大会連続出場を果たした菊池さんは「前回は大会前にケガなどもあって、思うような練習もできなかったが、今回は万全の体制で大会に挑みたい」と意欲を見せていた。

役場で全国大会出場を報告した選手ら