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十勝毎日新聞

押切選手「楽しく滑って」 地元2小学校でスケート授業【中札内】

 スピードスケートでオリンピックに3大会連続出場した中札内村出身の押切美沙紀さん(30)によるスケートの授業が18~20日、上札内小学校(島田諭校長、児童15人)と中札内小学校(牧伊津子校長、児童213人)で開かれ、地元の子どもたちにスケートの楽しさを伝えた。

子どもたちを指導する押切さん(手前)

 押切さんは昨年、3度目のオリンピックとなる北京大会に出場、女子5000メートルで8位入賞を果たした。今回はスケートで地元に恩返しを-と考え、「村の子どもたちに今より少しでもスケートを楽しく感じてもらいたい」と学校の授業で教えることを引き受けた。

 20日は母校の中札内小の6年生32人と1年生27人を指導した。6年生の授業で押切さんは児童と一緒にリンクを滑り、「低い姿勢で滑るのは大事だけれど、それよりお尻を後ろに引くイメージを心掛けて」とアドバイス。1年生の授業ではスケートに慣れていない児童の手を取るなど、それぞれのレベルに合わせて声を掛けていた。

 6年生の女子児童は「お尻を引くことを意識して滑ろうと思う」と話した。

続行か引退か まだ半分半分

 押切さんは北京五輪後の1年間を「スケートから離れて自分と向き合う時間」と決め、「基本的なトレーニングは続けながら、今まで学びたかったことに取り組んだり資格を取ったりした」という。今後については「選手を続けるか引退か気持ちはまだ半分半分。春までにしっかり考えて決断したい」と話した。

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