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室蘭民報

道内宇宙産業けん引、室工大とIST協定締結 人材育成など連携強化へ【東京】

協定書を締結した空閑学長(左)と稲川社長

空閑学長、稲川社長が決意

 室蘭工業大学とロケット開発・製造のインターステラテクノロジズ(IST)は23日、東京都内のホテルで包括連携協定を締結した。関係者が、北海道の宇宙産業を成長産業にすると決意を披露した。

 室工大から空閑良壽学長、もの創造系領域の内海政春教授、清水一道教授が、ISTから稲川貴大代表取締役社長、堀江貴文ファウンダー、北海道大学坂本祐二特任准教授、酒森正人大樹町長らが出席した。

 共同研究の推進と宇宙工学の人材育成(室工大に全国から志望者を集める)を含め、総合的連携を強化するのが目的。

 空閑学長が「研究力の構築、社会貢献を目指している。協定により本学を全国に知らせるきっかけになる」とあいさつ。堀江氏は「地元で金属、鋳物の製造が活発化し、室工大のアピールと北海道の相乗効果になる」と期待した。

 協定書に署名調印した後、内海教授が「ターボエンジンとポンプの開発のため、ISTの研究開発センターを学内に置いている。必要な金属ネジは室蘭市内の企業に製作してもらうなど、地元の協力も得ている」と説明。

 稲川社長は「観測ロケットMΟMΟで2019年に国内の民間企業で初めて宇宙空間に到達した。今後は超小型ロケットZERΟで北海道を盛り上げていく」と宣言した。

 ISTは10日、宇宙利用の事業化で「第9回ものづくり日本大賞」経済産業大臣賞を受賞している。

協定締結であいさつするISTの堀江さん

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