積水化学北海道に網走市が感謝状 企業版ふるさと納税受け ボート合宿誘致に活用

水谷市長から感謝状を受け取る福丸社長(左)
【網走】ボート合宿誘致に役立ててほしいと、積水化学北海道(岩見沢市、福丸文夫社長)が企業版ふるさと納税制度を活用して網走市に寄付したのを受け、市は同社に感謝状を贈った。
同社は「セキスイハイム」や配管製造などで知られる積水化学工業のグループ企業で、道内を拠点としていることから、網走市にも水道管や下水管の納入実績がある。
さらに、積水化学工業相談役の大久保尚武氏は北海道出身で、大学時代からボート競技に打ち込み、1960年ローマ五輪ボート競技に出場した経歴の持ち主。現在は、日本ボート協会から改称した「日本ローイング協会」の名誉顧問を務めている。
そんな縁から今回、網走市のボート合宿誘致のためにと、企業版ふるさと納税制度で市に寄付をした。
市長室で行われた感謝状の贈呈式には、日本ローイング協会北海道ブロック長を務める東乙比古氏(北海道ボート協会長)も同席。水谷市長から福丸社長に感謝状が贈られた。
福丸社長は、マラソンのポータルサイトでオホーツク網走マラソンが評価ランキング1位となったこと、ラグビー合宿が盛んなことなどを話題に取り上げながら「ぜひ寄付金を活用してください」と、水谷市長に述べた。
これを受け、水谷市長は「ボートはほかのスポーツと違い、機材や設備が必要になるので、寄付は大変ありがたい」と応じていた。
合宿誘致を担当する市教委スポーツ課によると、今回の寄付はボート競技の合宿に必要な用具や環境の整備に活用するという。
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