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日高報知新聞

「難しいところが楽しい」【浦河】

 浦河町郷土博物館主催の博物館体験講座「とんぼ玉づくり」が19日、町総合文化会館美術工芸室で開かれた。4人の参加者が26日、2月2日の3回の開催中に色とりどりのとんぼ玉で作品を仕上げていく。

 博物館収蔵資料の活用と歴史に対する興味・感心を深めながら、モノづくりの楽しみや達成感を体験してもらう大人向けの講座。

 とんぼ玉とは、ガラス製のビーズ玉のこと。とんぼ玉づくり教室では、ガスバーナーなどを使う作業となるため、定員を5人に限定して実施。全3回の日程で、工夫を凝らしながら複数のとんぼ玉を作り、紐などに通してストラップや飾りを作製する。

 作り方は、色のついたガラス棒をガスバーナーで徐々に熱していき、溶けてきたガラスを、離型剤を付けたステンレス棒に巻き付けて玉にしていく。ガラスは急激に冷えると割れてしまうため、ガラスの玉が巻き付いたステンレス棒はそのまま徐冷剤の中に入れ、ゆっくりと熱を冷ましていく。ガラスは急熱、急冷すると割れてしまうため、作業には慎重さが伴う。

 扱うガラスは、繊細な素材のため、とんぼ玉づくりは時間をかけて丁寧な作業が必要となり、参加者たちは、満足のいく作品に仕上げようと、集中して作業に取り組んでいた。

 参加した女性は「昨年、はじめてとんぼ玉づくりを体験した時に、ガラスが割れてしまって悔しい思いをした。とんぼ玉づくりは、難しいところが楽しい。今回は、上手につくってリベンジしたい」と話していた。

 29日には、とんぼ玉づくりをはじめて体験する人に向けた体験教室も予定されている。

ガラス棒を熱してとんぼ玉を作る参加者

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