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函館新聞

えさん小教職員10人、レベル1合格 プログラミング検定ビジュアル言語【函館】

プログラミング能力検定ビジュアル言語版のレベル1に合格したえさん小の教職員ら

 函館えさん小学校(長浦紀華校長)の教職員10人がこのほど、「プログラミング能力検定」(プログラミング能力検定協会主催)ビジュアル言語版のレベル1に挑戦し、全員が合格を果たした。同校では教職員らによる今回の試験合格を受け、学んだ知識を今後の児童へのプログラミング教育指導に生かしていく考えだ。

 小学校でプログラミング教育が取り入れられ、適切なカリキュラム・マネジメントのもと、創意工夫を生かしたプログラミング教育の展開が求められている。どの教員も自信を持ってプログラミング教育を推進できるよう備える必要があることから、ビジュアル言語の基礎知識を習得することを目的に、今回挑んだ。

 挑戦したのは、長浦校長をはじめ、阿部辰峰教頭や教諭、養護教諭、事務職員の計10人。ビジュアル言語版はレベル1からレベル4まであり、最も難易度の低いレベル1は、順次処理や条件分岐、繰り返し、並列処理といったビジュアル言語の基礎知識が求められる。

 受験に向けてはプログラミング教室「自由研究研究所」(函館市石川町)から外部講師として三上裕司所長を招き、小学校におけるプログラミング教育のねらいや位置づけ、ビジュアル言語の基本などについて学んだ。またプログラミング言語に堪能な阿部教頭が、隙間時間に自学自習できるよう教員向けに「プロ検通信」を発行。あわせて模擬試験などを行うことで、試験に備えた。

 長浦校長は「プログラミング教育を推進していく中で、すべての教職員がプログラム教育に必要な基礎知識を持つことが求められる。今回ビジュアル言語の基礎知識を求める試験に全教員が合格できたことで、今後自信を持ってプログラミング言語の指導にあたることができる」と話していた。

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