カレンダーの品定めに一生懸命な来場者

　釧路市ボランティア連絡協議会（石割宗仁会長）が主催する新春恒例の第１８回カレンダーリサイクル市が１４日、イオンモール釧路昭和１階のサンコートで行われた。午前９時１５分の開始時間前に約３００人の行列ができる盛況ぶりで主催者は開始時間を早めて、カレンダーや手帳の販売に対応していた。

　このカレンダーリサイクル市は家庭や企業などで不用となったカレンダーなどの寄贈を受けて、無駄にしないように安価で必要な人に提供する取り組みを続けている。収益は全額市内の各学校の図書費として寄付される。

　石割会長は「カレンダーは例年より少し多い約２万点が集まった。入場者は例年より多く、この取り組みがすっかり定着したようだ。市民の皆さんに感謝したい」と話していた。

　会場では人気の日めくりカレンダーコーナーを特設。カレンダーは大小にかかわらず特殊なものを除いて１００円均一にしたため、訪れた市民は、好みのカレンダー選びに一生懸命になっていた。市星が浦から娘と孫と３人で訪れた神田節子さん（６２）は「毎年このカレンダー市を楽しみにやって来ている。お目当ての日めくりカレンダーが買えたので良かった」と話していた。

　同カレンダー市は１５日は午前９時１５分から午後３時まで開催している。