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日高報知新聞

8日、各町で二十歳の集い【浦河】

 浦河町と町教委主催の二十歳の集いが8日、町総合文化会館で開かれ、96人が出席して大人になった自覚を新たにした。

 民法改正により、成人年齢が20歳から18歳に引き下げられたことに伴い、成人式の名称を改め開催した。浦河町の対象者は男性72人、女性55人の計127人。

 町内外からの出席者たちは久しぶりの再会を懐かしみ、記念撮影後に式典に臨んだ。式典には池田拓町長、町教委の浅野浩嗣教育長、来賓の佐々木孝雄議長ら町議、町選挙管理委員会の古森孝子委員長、町社会教育委員、町内小中学校長、保護者らが出席。今年度から新たな試みとして入退場曲や国歌などを浦河高校吹奏楽局が生演奏し二十歳の節目を祝った。

 式辞で池田拓町長は「人生の節目を、ふるさと浦河で迎えていただいたことを、大変嬉しく思う。昨年は皆さんの先輩である福田心之助さん(明治大4年)がサッカーJリーグの京都サンガFCへ加入することが内定し、これからの活躍を大いに期待している。皆さんもぜひ、自分の可能性を信じ、勇気をもっていろいろなことに挑戦してほしい」と話した。

 また、「新たなことに挑むには、いつの時代も若いエネルギーと英知が必要。町が進めている脱炭素化に向けた取り組みは世界全体の課題でもあるが、皆さんの若い力を借りながら浦河としての取り組みを力強く進めていきたい。若い皆さんのアイデアとチャレンジ精神を生かした町政を進めたい」と述べ、「皆さんがふるさと浦河に誇りと愛着を持ち、これからの人生を自らの手で切り拓かれることを期待する」と、新たな旅立ちを激励した。

 新成人の近況報告では、道内外で大学生活を送る土屋百勢さん、住吉胡桃さん、山田陽斗さん、長崎真子さんの4人が、将来の夢や目標、故郷の思い、親などへの感謝を発表した。

 最後に加瀬颯汰さんと服部菊水さんが「これからは大人として、私たちがこれまで浦河からたくさんの愛情を受けて育ってきたように、自分なりに一人でも多くの人たちへ愛情を与えられる人になりたい。これから先ぶつかったことのないような高い壁にぶつかることもあると思うが、自分を信じ、人を信じ最後まで諦めずに進んでいきます」と誓いの言葉を述べた。

 式典後のアトラクションでは、町出身の映画監督・田中光敏さんや小中学校時代の恩師からのビデオメッセージ上映、町出身のミュージシャン・桜村眞(おうむら・しん)さんのミニコンサートが行われた。

記念写真に収まる浦河町の新成人たち

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