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釧路新聞

「くしろウインターパーク」スポーツ文化ツーリズムアワード受賞【釧路】

周遊型屋外リンクが人気の「くしろウインターパーク」。今季は20日オープン(写真は2021年2月)

 氷都・釧路の冬を満喫できるイベント「くしろウインターパーク」が、スポーツ庁と文化庁、観光庁の3庁が主催する「スポーツ文化ツーリズムアワード2022」の本賞3部門に該当する「スポーツツーリズム賞」に輝いた。釧路、根室管内での受賞は初めて。(山本雅之)  くしろウインターパークは、釧路商工会議所青年部(吉田勝幸会長)が実行委員会を組織して主催。2021年から、釧路川耐震岸壁リバーサイド地区に、氷と雪を生かし、光と音の演出も加えた厳冬期限定 の``公園、、を創出している。特に、夏場の散策路を活用した、アップダウンのある周遊型スケートリンクは呼び水となっており、大勢の市民や観光客が来場し、スケートを楽しんでいる。

 スポーツ文化ツーリズムは、スポーツや文化芸術資源の融合によって、新たに生まれる地域の魅力を国内外に発信し、訪日外国客(インバウンド)増加や国内観光活性化を図るための取り組み。

 スポーツ庁と文化庁、観光庁は16年から、「スポーツ文化ツーリズムアワード」を顕彰事業として手掛けている。同アワードは本賞として「スポーツ文化ツーリズム賞」「スポーツツーリズム賞」「文化ツーリズム賞」の3賞があり、このほか特別賞を設けている。

 受賞団体選定審査委員会によると、今回は17件の応募の中から、本賞各1件、特別賞3件を決定した。くしろウインターパークはスポーツ振興という観点と共に、釧路ならではの地域性の高さが魅力で、地域住民を含めて、観光客、インバウンド両方のターゲットに訴求できていることなどを評価した。道内での本賞受賞は、部門が確立した第4回アワード以降2例目で、道東では初。

 コロナ禍にあり、地域社会に閉塞感が漂う中で立ち上げて推進した活動が、全国表彰を受けた。吉田会長は吉報を喜んだ上で「音楽やイルミネーションを混ぜることで、スケートを楽しむ文化、楽しさを生み出すことにフォーカスしてきた。観光とスポーツ、文化が掛け合わさることが大事だと再認識したところでもあり、今後、もっと市民を巻き込んだ祭典にしていきたい」と語った。

 表彰は2月3日、第6回スポーツ文化ツーリズムシンポジウムで行われる予定。3シーズン目となるくしろウインターパーク2023は、同リバーサイド地区で1月20日開幕する。中島仁実実行委員長は「みんなで釧路でできるベストを考え、『コロナ禍にあってもまちに元気を』という思いでやってきたことが 評価された。受賞のうれしさを胸に、今シーズンも釧路を盛り上げる。遊びに来てください」と話している。

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