「がっつり道南冬あそび」の展示をＰＲする小田島さん（左）らスタッフ

　函館空港（高松町）国内線旅客ターミナルビル１階の総合案内所・ＬＯＣＡＬ　ＩＮＦＯＲＭＡＴＩＯＮがっつり道南は「がっつり道南冬あそび」と題して、スタッフが薦める道南の冬の観光情報を紹介している。２月中旬まで。

　がっつり道南では、道南在住の事業者らお薦めの観光スポットを掲載した「道南ビトカード」を活用し、スタッフが観光客に対し情報提供を行っている。

　スタッフ７人が函館市熱帯植物園（湯川町３）、谷地頭温泉（谷地頭町）、函館七飯スノーパーク（七飯町東大沼）など８カ所の観光スポットを厳選。熱帯植物園では「温泉に浸かるサルの表情を見て癒やされるべし」、谷地頭温泉では「熱めの冬の露天風呂で体の芯からほかほかになるべし」などと楽しみ方を紹介している。

　スポットはイラストとともにマップにまとめ、冬季には路面凍結を心配する観光客の問い合わせも多いことから、「ペンギン歩きすべし」「急な動きは避けるべし」など、冬季の道南観光で気を付けるポイントも記載した。

　マップや展示のイラストを担当したがっつり道南スタッフの小田島昌代さん（３３）＝北海道エアポート函館空港事業所旅客サービス課主任＝は「旬な情報発信につなげようと企画した。観光や帰省などで空港に来た際にぜひ立ち寄ってほしい」とＰＲしている。