ライトアップされる運河で氷に囲まれて参拝者を迎える金森神社（１０日午後４時５０分ごろ）

　函館市西部地区の金森赤レンガ倉庫・ＢＡＹはこだてイベント広場にある運河では、今年も函館八幡宮の祭神をまつる「金森神社」が設営され、観光客らが参拝し、家族の健康など願い事を書いた絵馬を結んでいる。２月２８日まで。

　同倉庫開業３０年に合わせ２０１９年に始まった。社殿は幅、高さともに約１・８メートル。風や波による揺れに備え、神鏡などの神具は貼り付けられている。日没から午後１０時まではライトアップされ、厳かな雰囲気を醸し出す。１０日は運河の一部が凍結し、社殿も雪氷に囲まれていた。

　オリジナルの絵馬は金森洋物館、ＢＡＹはこだてのインフォメーションで販売中（１個５００円、午前１０時～午後７時）、鳥居横に絵馬掛所を設けてあり、期間終了後は同八幡宮に奉納される。