全日本フットサルU―15 コンサ釧路3位【釧路】
北海道コンサドーレ釧路U―15が、フットサルの中学生年代の全国一を決めるJFA第28回全日本選手権大会(1月7~9日、栃木県)に初出場し、3位入賞した。釧路勢の3位表彰台は2003年の釧路市立景雲中学校以来、20年ぶりの快挙。全国トップと互角以上に渡り合い、結果を残した。
コンサドーレ釧路は第34回全道U―15選手権大会兼JFA第28回全日本U―15選手権大会北海道代表決定戦(12月10、11日、江別市、札幌市)で全道各地の強豪を下して優勝。北海道第一代表として全国大会出場への扉を開いた。
全国大会は16チームが参戦。1次リーグと決勝ラウンドで覇権を争った。コンサドーレ釧路は1次リーグ・グループCで京都FC長岡京(関西地域第二代表、京都)、PTSCロンドリーナ(関東地域第一代表、神奈川)、サルツFC(九州地域第一代表、福岡)の3チームと対戦した。
初戦のサルツFC戦を5―1で圧倒。続く、PTSCロンドリーナ戦では一進一退の攻防の中で後半ラストプレーでFP香川櫂希選手がゴールを奪い3―2で辛勝。最終節の京都FC長岡京戦では序盤から大量リードを奪い6―3で快勝。3連勝で決勝ラウンドへ勝ち進み、4強入りした。
1次リーグの首位のみが勝ち上がる決勝ラウンドでは、高知中学校(四国地域代表、高知)と壮絶な点の奪い合いに。前半を1―4とリードを奪われるも後半終盤で攻撃陣が爆発。残り3分間で3点を奪ったが、あと一歩及ばず、5―7で敗れ、3位で大会を終えた。
高橋翔主将(3年)は「中学生としてのフットサル、サッカーは終わった。今回の経験を次のステージにつなげていきたい」と次の戦いを見据えた。安田一行監督は「初めて見たときから可能性と希望しかないと思っていたメンバー。よくやってくれた」と選手の頑張りをたたえ、「サッカーをベースに、北海道カブス1部を目指していく」と今後の目標を語った。
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