感謝と決意を胸に 道南5市町で二十歳祝う【函館】
9日の「成人の日」を前に、函館市と北斗市、七飯町、森町、江差町の道南5市町で8日、新成人を祝う式典が開かれた。成年年齢が18歳に引き下げられたが、従来通り20歳を対象に挙行。晴れ着に身を包んだ出席者の門出を祝福した。
函館市はこれまでの成人祭から「二十歳の集い」に名称を改めて、函館アリーナで実施。2002年4月2日~03年4月1日に生まれた対象者1903人のうち1349人が出席した。
工藤寿樹市長は「皆さんには大きな可能性がある。夢や希望を胸に前へ進んでほしい」と激励した。
二十歳代表の太田陽己さん、天野ほのかさん(いずれも20)は「他者を尊重する気持ちなどを大切に、愛する郷土である函館の発展に努めます」と決意表明した。道教育大函館校吹奏楽団による演奏、旅行券などが当たる抽選会などの祝賀行事も3年ぶりに開かれた。
また、北斗市は市総合文化センターかなでーるで「二十歳を祝う会」を開き、326人が参加した。
永田裕教育長は「失敗を恐れず、前向きに挑戦する立派な大人になって」と若者にエールを送り、池田達雄市長は「故郷である北斗市を離れた方もいると思うが、いつまでも北斗市を愛する心を忘れないで」と二十歳の節目を祝った。
新成人を代表し、実行委員長の瀬戸陸駆さん(20)と、副実行委員長の對馬慈人さん(同)が登壇し「家族への感謝を忘れず、大人としての自覚を抱いて頑張りたい」、「地域に恩返しできるよう、仲間と共に自己研さんに励みたい」とそれぞれ決意を述べた。式後、アトラクションに入り、小中学校の恩師がビデオメッセージを寄せた。
関連記事
ポイ捨てゼロ願う ごみ拾い“袋文字” SNSで発信「皆さん考えて」【帯広】
帯広市西9南1の加藤芳規さん(82)は8年前から毎日、近所のごみ拾いを続け、ごみ拾いSNS「ピリカ」に、2週間分のごみを集めた袋で作る文字アートの写真を投稿している。これまで「ポ・イ・ス・テ」な...
マチルダ 袋いっぱい 大感謝祭【芽室】
芽室町内の農商工などが連携して町をPRするイベント「めむろ大感謝祭2024」(実行委主催)が23日、JAめむろで開かれた。大勢の家族連れらが訪れ、芽室の味覚を味わっていた。 「芽室に感謝す...
災害対応 海と空から 負傷者、物資の輸送訓練【広尾】
広尾署と広尾海保などは21日、広尾町内の沿岸部で、災害発生時の負傷者や救援物資の海上輸送を想定した合同訓練を実施した。巡視船「とかち」や道警の災害ドローンが出動、緊急時の連携対応を確認した。 ...
函館市南茅部地区パワースポット巡るモニターツアー 観光庁の地域観光新発見..
函館市南茅部地区のパワースポットや食文化に触れるモニターツアーが現地で開かれ、18人が参加した。参加者はパワースポット「吹上石(ぬけいし)」「垣ノ島遺跡の丘状遺構」を訪れ〝特別感″を満喫した。ア...
桜庭さん勝負の1年 ボウリング 12月マレーシアで大会 来年のデフリンピ..
函館市の会社員、桜庭まどかさん(36)が、12月1日からマレーシアで開かれるボウリングの第10回アジア太平洋ろう者競技大会に日本代表選手として出場する。来年11月に東京で行われる4年に一度の聴...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
函館市動物愛護管理センター開所 25日から運用 殺処分減へ【函館】
2道東道阿寒─釧路西 12月22日開通 札幌─釧路市街地直結【釧路市】
3昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
4トラウトサーモン安定的生産に期待込め 浦河港内で養殖試験 浦河町栽培漁業研究会 事業化に向け可能性探る【浦河】
5帯広畜大「ゼニ研」に前田一歩園賞 ゼニガタアザラシの個体数調査継続【札幌】
-
1
高校で卒業式、1623人が門出の日【釧路管内】
2タイ国鉄車両工場長 シンハカーンさん キハ183系を見学 安平
3昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
4釧路市動物園、ライオンのユウキ死ぬ【釧路】
5旧狩勝牧場再生へCF 返礼はソフト食べ放題やツアー 北広牧場【新得】