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苫小牧民報

新千歳 Uターン混雑 国内線は「コロナ前」ほぼ戻る

北海道の空の玄関口・新千歳空港で3、4両日、年末年始を故郷や行楽地で過ごした人のUターンがピークを迎えた。新型コロナウイルス感染拡大後、行動制限のない初の年明けとなり、国内線の出発ロビーは「コロナ前」にほぼ戻ったような混雑ぶりとなった。

マスク姿で見送る家族連れ=3日午前10時すぎ、新千歳空港

 昨年12月発表の予約状況によると、上りのピークは日本航空(JAL)、全日本空輸(ANA)が3日、AIRDO(エア・ドゥ)が4日で、予約率は80~90%台。3日は本道の日本海側を中心に悪天候に見舞われたが、新千歳は好天で発着もほぼ順調だった。

 国内線の出発ロビーはあちこちで家族らを見送る場面が広がり、年末年始を家族5人で実家の苫小牧市で過ごした熊本県の会社員安部広大さん(43)は「子どもたちをスケートで遊ばせることもでき、良い年越しになった」と充実した表情で飛行機に乗り込んだ。

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