２０２３年のご来光。スマホ画面にも初日が写る

　【根室】本土最東端の初日ポイント、根室市納沙布岬では、市と観光協会主催の第４３回初日詣が催され、新年の``ご来光､､に１５００人が感嘆の声を上げた。

　釧路地方気象台によると、納沙布岬の日の出となる午前６時４９分ごろの気温は氷点下３・６度と、同岬としては風も穏やかで絶好の初日日和。周辺駐車場には京都や福井ナンバーの道外車両７６台、釧路ナンバー以外の道内勢２０８台、地元ナンバー１６１台の計４４５台が並んだ。

　２０２３年の太陽は、水平線上にわずかに雲が残っていたことから、２分遅れの登場。オレンジ色を刻々と濃くしながら太陽が顔を出すと、待ちわびていた観光客らから歓声が上がり、カメラに収めたり手を合わせるたりと、さまざまにご来光を拝んだ。

　大阪から来たという外崎孝雄さん（６６）は「予報が良かったので来てみました。最高です。コロナやウクライナ、物価とすべてが収まってほしいと願いました」と話していた。