北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

十勝毎日新聞

デジタルアート 返礼品に 複製・改ざん防ぐ技術活用【芽室】

返礼品のイメージ画像(芽室町提供)

 データの複製や改ざんを防ぐ「NFT(非代替性トークン)」を活用したデジタルアートが、芽室町のふるさと納税返礼品に追加される。芽室を訪れるとアートの見た目が変わる仕掛けなども実装予定で、観光振興への期待が高まる。

 返礼品の主役は国内最大級のNFTプロジェクト「CryptoNinja Partners(クリプトニンジャパートナーズ、CNP)」のキャラクター。NFT技術を活用した地方創生を推進する新興企業「あるやうむ」(札幌市)が「ふるさとCNP」と題して企画し、各自治体と連携して進めている。道内3例目、十勝では初。

 地域の特色が詰まったふるさと納税でしか手に入らないデザインが特徴。芽室では特産品のスイートコーン、ゲートボールのスティックとボール、10線防風林や恒例イベント「氷灯夜」などをモチーフに、計222種類の「一点もの」のアートを用意した。寄付金額は3万円。第1弾の後志管内余市町では、受け付け開始数分で申し込み上限に達するなど話題を呼んだ。

 芽室町内には、読み取るとアートの絵柄が「レベルアップ」するQRコードのほか、CNPキャラクターをデザインしたマンホールを設置予定。町魅力創造課は「NFTという新たな切り口から芽室の魅力を発信し、関係人口創出にもつなげたい」としている。

 29日午後6時15分から、当日開設予定の特設ページで受け付ける。

<NFT(非代替性トークン)>
 仮想通貨などに使われるブロックチェーン(分散型台帳)技術を活用したデジタル資産。固有の番号が付与され、証明書の役割を果たし、デジタルデータの改ざんや複製が不可能になる。

関連記事

室蘭民報

室蘭商工会議所創立100周年 百寿の節目盛り上げ、交流フェスタなど事業多..

 室蘭商工会議所(中田孔幸会頭)は今年、創立100周年を迎える。99周年の白寿だった昨年は、無料循環バスの運行やスタンプラリーなどを中島地区で開催して、地域循環の手法を整えてにぎわいづくりに臨ん...

室蘭民報

「メレンゲクッキー」登場、地元名産「藍」を使用 伊達高等養護とシャトンが..

 伊達の名産「藍」を活用し地域と交流を深める伊達高等養護学校(吉野隆宏校長)は、山下町の洋菓子店スイーツショップシャトン(西村聡美店長)とコラボし「藍のメレンゲクッキー」を商品化した。西村店長は...

室蘭民報

最新技術で災害に強く 工学院生、登別のまちづくり検討【登別】

減災ドローンや仮想空間を活用  北海道大学公共政策大学院による「防災・減災・レジリエンス ウインタースクール」が、登別市札内町の日本工学院北海道専門学校で行われた。情報処理科・ITスペシャリスト...

十勝毎日新聞

空き家改装し民泊開業 元協力隊の川瀬さん【池田】

 元池田町地域おこし協力隊の川瀬千尋さん(36)が4月、町内の空き家を改装した民泊「yadorigi」(西3ノ8)をオープンする。1棟貸しで、ワーケーションなど長期滞在にも対応。林業にも携わる川瀬...

十勝毎日新聞

アスパラぐんぐん 82歳・鷲北さん最後の収穫作業【音更】

 春の味覚アスパラガスの収穫が、音更町然別の鷲北正一郎さん(82)のビニールハウスで行われている。ハウス内では薄緑色の茎が元気に伸び、一足早く春の訪れを告げている。 「太く甘く、今季も抜群」 ...

CATEGORY記事カテゴリー

MEDIA参加新聞社

ARCHIVE月別記事リスト

RANKINGアクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス