元旦に臨時開館するオホーツク流氷館

　【網走】天都山展望台・オホーツク流氷館は元日、多くの市民らに天都山からの初日の出を見てもらおうと臨時開館する。

　初日の出に合わせた臨時開館は、同館がリニューアルした２０１６年の元日から実施している。

　元日は、世界自然遺産知床の基点部にそびえる秀峰「斜里岳」の頂上付近から昇る新年のご来光を見ることができる。

　毎年、多く市民や観光客が、東オホーツクの大地を照らすダイヤモンド斜里岳を拝んでいる。

　屋上の天空テラスからは絶景を眺めることができほか、２階の室内展望ギャラリーも開放する。

　１階のウェルカムゾーンは、暖かい室内から高さ約５㍍の大型窓越しに太陽を見ることができる。

　同館は道内に３カ所しかない国指定文化財の史跡名勝記念物に指定されている天都山（標高２０７メートル）の頂上付近にある道東有数のビュースポット。

　屋上のルーフギャラリー「天空テラス」からは、網走市内や網走刑務所はもちろん、知床連山、遠くは大雪山や雌阿寒岳などを眺望できる。

　臨時開館は午前６時半から同８時。問い合わせは同館（☎43―５９５１）へ。