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名寄新聞

本年度産キャビア販売開始・生産量は前年の2倍目指す【美深】

1日から販売を開始した美深産キャビア

 株式会社美深振興公社(代表取締役社長・山口信夫町長)は、1日から2022年度産キャビアを販売開始。本年度は従来の20グラム入りに加えて、新たに10グラム入りも用意しており、購入客のニーズに対応。生産量も前年度の2倍程度を目指しており、より良品質で多くの商品を提供できるよう努めている。

 美深とチョウザメのつながりは、町がまちおこしの一環として1983年、水産庁からベステル(オオチョウザメとコチョウザメの人工交配種)を導入し、びふかアイランド内の三日月湖に放流したのが始まり。

 96年にチョウザメ館がオープン。当初は観賞用が大半だったが、2008年から採卵が本格化し、びふか温泉の目玉としてキャビアを提供。12年に旧恩根内小学校プールに養殖施設、20年には辺渓地区の飼育研究施設整備が一段落した。

 以前は毎年2キロほどの採卵(生産量)にとどまっていたため、同温泉での食事に提供するのみだったが、20年度は5キロに増加し、昨年1月に初めて美深産キャビアの商品化、販売が実現した。21年度は8キロに伸び、養殖、飼育技術は年々向上している。

 3年目となる本年度は、従来の20グラム入りに加え、新たに半分の量となる10グラム入りも用意している。

 キャビアは冷凍保存で販売しており、解凍すると1週間ほどで食べ切らないといけないため、少量を求める購入客の声やニーズに答えた。

 本年度の生産量は、現時点で前年度並みに確保しているが、採卵の候補となる魚体が多いため、今後は前年の2倍程度となる15キロを目指している。

 価格は20グラム入り1万2千円、10グラム入り6500円。数量限定。

 美深産キャビアは同温泉、道の駅「びふか」で店頭販売しているとともに、同温泉(電話01656②2900)への問い合わせによる通信販売も受け付けている。また、ふるさと納税の返礼品としても提供する。

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