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釧路新聞

ふるさと納税返礼品 第2弾は「ブリ」 白糠産品開発プロジェクト【白糠】

白糠産ブリを使った新たなふるさと納税返礼品を試食する町民たち

 【白糠】町とふるさと納税のデータ分析などを行う「イミュー」(東京都、黒田康平代表取締役)は24日、寄付者と協力して返礼品の開発や商品改善を行う「白糠産品開発プロジェクト」の第2弾「白糠町産ブリの新産品を考える」の概要を発表、新商品をお披露目した。棚野孝夫町長は「前回に続き白糠の魅力を全国に発信でき、地域活性化にもつながる大きなチャンス」と期待を込めている。

 同プロジェクトは、全国各地の自治体にふるさと納税に関するアドバイスなどを行う同社が、「北海道には魅力的な産品が多く、その価値がもっとあるのでは」などと考えたのがきっかけで始動。第1弾は白糠産の秋サケを使った4品を開発し、10月から返礼品(1万4000円)として受け付けを開始。これまでに約150セットを郵送している。

 第1弾に続き、今回も同社と白糠漁協が協力し、町で捕れたブリと町産の赤しそを掛け合わせた「極寒ブリのたんたか」と、甘辛いしょうゆダレに漬け込んだ「極寒ブリのりゅうきゅう」のテスト産品2品を開発。この日初披露されたほか、町民らも招いた試食会が行われた。

 同プロジェクトは今月28日から受け付けを開始し、返礼品(1万1000円)を選択した寄付者にはテスト産品(100㌘3パック×2種)のほか、同プロジェクトの説明パンフレットを同封し郵送。寄付者専用SNS(インターネット交流サイト)の登録を行うと、各産品の評価や改善点などを投稿できるようになり、投票結果や意見などが共有される。

 最終的に寄付者のアンケートを参考にしながら産品を改善し、好評だったものを中心に商品化する予定で、道の駅やインターネットでの販売なども考えているという。第1弾の「しらぬか秋鮭」と今回の「極寒ブリ」の商標登録も検討している。

 2023年6月ごろには、同プロジェクト加工施設兼事務所を町内に立地することも計画されており、黒田代表取締役は「われわれは『地域に根をはり日本を興す』をコンセプトに活動している。今後も町とタッグを組んで白糠を盛り上げていきたい」と抱負を語った。

 商品を試食した同漁協婦人部の森かほるさん(62)は「ご飯にぴったりでとてもおいしかった。商品化も楽しみ」と話していた。

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