【新ひだか】日高管内老人クラブ連合会女性部会リーダー研修会は10日、三石本町の町総合町民センターはまなすホールで開かれ、「誰もが主役のカーリンコン講座」で軽スポーツの楽しさを体験した。

　女性部会の会員相互の親睦・交流を深め、軽スポーツの楽しさや体力の維持・健康づくりの意識を高める目的。管内から36人が参加した。女性部会での３回目のカーリンコン講座となる。

　開会で岡野玲子部会長（新ひだか町）は「カーリンコンを楽しんで、わきあいあいと過ごしてほしい」とあいさつ。

　講座の講師は、道カーリンコン協会の葛西尚之会長が務め、協会選手男性３人、女性１人がサポートした。

　葛西会長は、カーリンコンの名前の由来について、氷上のカーリングに似ていて、投げるディスクが当たって「カーン」「コーン」の音が合わさり「カーリンコン」と名付けられたと紹介。ゲームは「頭も使い、最後の１投まで勝敗がわからない」と説明した。

　競技は、６枚のディスクを互いに投げ合い、ポイントにどちらが近いかを競う。場所を選ばず、室内で天候に関係なくプレーが出来て、年齢を問わず、体の不自由な人も参加が可能。適度な運動が、フレイル（虚弱）予防や健康寿命の延伸に効果があると言われている。

　説明の後、協会の選手４人が競技形式を示して、参加者はチーム（３人）に分かれ、ディスクを投じ、コートからディスクが出たり、歓声を上げたり会場には、笑顔と笑いがあふれていた。

ニュースポーツ「カーリンコン」に熱中する参加者